BG、あるいは死せるカイニス(石持 浅海/著)

長編ミステリーには間違いないのですが、何かが違う・・・男性化?人類は生まれたときはすべて女性??


パラレルワールドで起こる殺人事件を描いたBG、あるいは死せるカイニスを読了しました。


天文部の合宿の夜、”男性化候補の筆頭”で誰からも慕われる存在の姉が殺害されたところからストーリーは動き出します。男性の極端に少ない世界で、レイプされそうになった形跡もみられて・・・。


誰がどんな目的で?タイトルにもあるBGとは?カイニスとは・・・。
(カイニスについてはギリシャ神話に登場する人物なのだとか。詳しくはウィキペディアへ ^^ ;)こういったスタイルは嫌いではないので、食い入るように貪りつつ読了しました。
そして仕掛けられたBGというキーワードに込められた深い意味も・・・。


主人公の心の移り変わる様子も、そして肝心のミステリーの謎解きも丁寧に描かれていて石持作品はまだハズレなし。整合性を保ちつつパラレルワールドを作って魅せてくれた点も好印象でした。


次に手にする作品ではどんな情景を見せてくれるのか、楽しみです。




気になる評価は・・・★★★☆☆
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