告白(湊 かなえ/著)

映画の興行収入ランキングサイトで予告動画をみて、無性に読みたくなった『告白』を読了しました。

「…事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」
終業日にショッキングな告白をして学校を去って行った女教師とクラスメートに人殺しがいる中学校という、大ヒットしたソリッドシチュエーションホラーのような大胆な舞台設定。どんな風に物語が展開するのか興味津々でありました。

いじめ・制裁・マザコン・幼児虐待・・・キーワードはかなり残忍なものばかりがあげられます。マザコンについては中学生くらいだからしかたがないのかなと考えつつ、どこかでボタンを掛け違えたかのようにまっすぐ育たず逸れていく少年・少女たちに、最後まで感情移入できませんでした。

ブツッと電源が落ちるように物語が終わるのも、ちょっと異様です。こんな体験がなかったせいか新鮮にすら感じました。

端的に表現すると、我が子を殺されてしまった母親が犯人探しをするといったミステリーではありません。その点だけは抑えた上で映画鑑賞するなり、本書を開くなりすることをおすすめ致します。



気になる評価は・・・★★☆☆☆

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湊 かなえ(著)「告白」★★★★★
Excerpt:  2009年本屋大賞の受賞作で、松たか子主演映画化の湊かなえ(著)「告白」  よくできた作品で、舌を巻きました。 告白価格:650円(税込、送
Weblog: 子育てパパBookTrek(P-8823)
Tracked: 2010-09-09 17:47
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