ストーリーは"俺"扮するところの自称探偵がふとしたきっかけで知り合い飲み友達になったイラストレータの近藤が巻き込まれる事件を追う・・・といった内容です。
読みやすい文体と、内容の面白さにどんどん引き込まれていくのがわかりました。
ミステリー色は薄く、ここから謎解きが始まりますよという独特の空気はほぼ感じられなかったのは、読みなれた作家さんの作品ではなかったせいかもしれません。登場人物は皆かなり特徴があり、楽しいストーリーの一角を担っているのですが、数が多すぎて判別するのがちょっと大変かも・・・。
500ページを超える長編ですが、割と苦労なく読了できました。
ただ、過剰に感情移入できなかったのは、主人公の名前が最後まで一度も明かされなかったせいかもしれません。
ハードカバーの裏表紙に東 直己氏の著作がいくつか書かれています。
また機会があったら読んでみたいと感じました。
気になる評価は・・・★★★☆☆