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死神の精度(伊坂 幸太郎/著)

人の死を見定める、それが死神の仕事。


本書死神の精度で死神は6人の人間に近づきます。時には探偵のように謎をといてみたり、時には殺人犯につきあって東京から東北まで車を運転して移動したり。


それぞれの作品は独立していて、伊坂作品の醍醐味である連作の体をなしていないと思いはじめた最終話、やっぱりやってくれてました。読了後、ちょっとうるうるしてしまいました。


欲を言えば続編を読んでみたい気もしますが、見事な幕引きに続編はないよという筆者の決意が表れているように思います。

死神の精度、一風変わったタイトルに、引いてしまうかもしれません。感涙に咽ぶほどの感動もないかもしれません。ただ本を閉じたときに感じたのは「心地よさ」でした。


手に取ってみてほしい一冊です。





気になる評価は・・・★★★★☆
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