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猫は忘れない(東 直己/著)

以前読んだ探偵はバーにいるの続編となる猫は忘れないを読了しました。

本作品はススキノ探偵シリーズの12作めに当たるそうで、間にある10作品をすっ飛ばしてしまったわけですが、なんとなくつかめたキャラは忘れないで覚えているもんなんだなと感じました。


知り合いのスナックママ、ミーナから、旅行中の飼い猫の世話を頼まれた俺は、餌やりに訪れたマンションで、変わり果てた姿となった彼女を発見する。行きがかりから猫のナナを引き取り、犯人探しを始めた俺は、彼女の過去を遡るうちに意外な人物と遭遇、事件は予想外の方向へと進展するが・・・
猫との暮らしに戸惑いながらも、俺はミーナの仇を取るためにススキノの街を走り抜ける。


舞台となるススキノに行ったことがないせいか、まだハードボイルドに慣れないためか、なんとなくかなり遠くの方で繰り広げられているお話という印象が強く、身近に感じることができないでいます。

ハードボイルドの意味を調べてみると、

感傷や恐怖などの感情に流されない、冷酷非情、精神的肉体的に強靭、妥協しないなどの人間の性格を表す言葉


・・・とあります。

なんとなくイメージが固まらないまま上記ページを読み進めていくと、映画では探偵物語や蘇える金狼の松田優作、アニメではゴルゴ13やシティハンターなのだとか。


猫は忘れないの中の”俺”は猫のナナにかなり翻弄されちゃっていて、そのあたりもハードボイルドの定義がわからなくなってきちゃった原因なのかも。


もちろん読者としては人間臭さが滲んでいる方が好きになれますし・・・すっとばしてしまったススキノ探偵シリーズ、ちょっと探して読んでみることにします。



気になる評価は・・・★★★☆☆
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