そういうものだろ、仕事っていうのは(重松清 他/著)

重松清、石田衣良、野中柊、大崎善生、盛田隆二、津村記久子のそれぞれの短編からなるそういうものだろ、仕事っていうのはを読了しました。

作品リストはつぎのとおり。

 ホームにて,蕎麦(重松清)
 あの日。この日。そして。(野中柊)
 ハート・オブ・ゴールド(石田衣良)
 バルセロナの窓(大崎善生)
 きみがつらいのは(盛田隆二)
 職場の作法(津村記久子)


山本幸久さんの”お仕事小説”が大好物なせいか、この一冊も楽しく読むことが出来ました。
なんだか無性に立ち食い蕎麦が食べたくなった重松氏のお話も、きれいにまとまりすぎてあっけにとられた石田氏のお話も興味深かったのですが、いちばん印象に残ったのは津村記久子さんの”職場の作法”。


ホントに隣の席で仕事をしている同僚を観察しながら書いたものを読まされたような、ちょっと不思議な疑似体験ができました。「あぁ、こんな場面あるよね」と同感しながら、まさに「そういうものだろ、仕事っていうのは」というタイトルにぴったりだと感じました。


社会人になって会社に勤めても、その年数が少ないと見えてこないことってたくさんあります。
そういうものだろ、仕事っていうのは」は経験できないことを小説で学べる一冊ではないでしょうか。


気になる評価は・・・★★★☆☆
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