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くちぶえ番長(重松 清/著)

書店でも公立図書館でも最近はハードカバーではなく文庫本の棚の前に立つことが多くなりました。それは文庫書き下ろしや文庫オリジナルといった文庫本でしか読めない作品がけっこうあることに気づいたから。

本書くちぶえ番長もそんな一冊。2005年4月から1年間『小学4年生』に連載されていたのをベースにしているという情報が巻末に書かれていて、思わず絶句・・・いい大人がこんなに泣いちゃったのに。

転校生で”番長”になったのは女の子のマコト、彼女と主人公ツヨシが過ごした小学4年生の1年間の物語です。いじめっこが登場したり仲良しの友達がいて、子供からちょっと背伸びをしてみたくなる。そんな年頃の彼らを切り取って重松風のエッセンスを加えて描写しています。

彼らの世代よりも、きっと大人向けに仕上げられた1冊(だと信じたい ^^;)です。
きっと誰にでもある”あの頃”の思い出。くちぶえ番長を開いて、ちょっとだけ思い出してみてください。
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