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きみ去りしのち(重松 清/著)

きみ去りしのちは、幼い息子を失い、旅をしながらその”別離”を徐々に受け入れていく物語。ページをめくると息子との別れだけではなく、もう一つの出来事が・・・。
いつものごとく、テーマは”死”です。でもやっぱり、いつものように泣かされてしまいました。

生まれてある程度の年齢を重ねれば、大切な人との別れは誰にでも実体験としてあるはず。
経験はしていても、身の回りの大切な人との別れるための心の準備なんてできませんよね?
操る言葉が稚拙でうまく表現することができないのが、とても歯がゆいです。

北は北海道、流氷がたどり着くオホーツクから南は沖縄の与那国島まで旅をするセキネさん。年齢も近く父であるという共通点があるためか、おおいに感情移入してセキネさんと一緒に旅をしてしまいました。でも決して悲しいだけの旅ではありませんでした。そして長い旅の終わりに見えたのは、どんな風景だったのか・・・是非手に取ってみて欲しい一冊です。



気になる評価は・・・★★★★☆
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