ヒ 東野 圭吾カテゴリの記事一覧

麒麟の翼(東野 圭吾/著)

次はどんな作品で楽しませてくれるんだろうと楽しみにしていた東野圭吾氏の麒麟の翼を読了しました。


読み終えてまず調べてみたのが本編の象徴として登場している日本橋の麒麟像。
あれこれ探しているうちにみつけたのが日本橋の上にかかる無粋な高速道路・・・写真を見てこれは酷すぎると納得。肝心の麒麟像は、実際の大きさの見当がつけられずに、なんとなくスルーしてしまいました。


用事がなくて足を伸ばすことはありませんでしたが、学生の頃隅田川を挟んでかなり近所に住んでいたことも再確認。もっとも道路の起点に”あの頃”興味が湧いたかというと皆無ですが。甘酒横丁に水天宮前、地図を見ながら麒麟の翼に登場する場所をめぐってみるのも楽しいかもしれません。Googleマップのストリートビューを使えば臨場感もかなりのものですし。


そうそう、麒麟の翼は大好物の加賀恭一郎が登場する長編小説でした。今までの登場作品と比べると、一歩下がって目立たないようにしているという印象を受けました。実際の刑事さんってテレビドラマとはちがいこんな感じなのかなと、その分リアルに近いのかなと思いました。


麒麟の翼も、本編に登場する場所もインターネットで簡単に調べられるもの。それは事件や事故に関するニュースも同様です。でもそこには真実はないケースも・・・。


簡単に情報に踊らされることにも、一方的なマスコミの発表による報道を鵜呑みにしてしまうことも実は危険だと改めて感じます。そして麒麟の翼の中では描かれていませんでしたが、死人に口なしとして失墜させられてしまったお父さんの社会的地位もできれば回復させて欲しかったなと。


麒麟の翼、325ページの読み応えたっぷりの一冊でした。



気になる評価は・・・★★★☆☆
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。