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新参者(東野 圭吾/著)

待ちに待った加賀恭一郎シリーズ最新作『
新参者』を読了しました。


「もう一つ質問です。加賀さん、あなたの警察での階級は?」
「警部補ですが」
「警部にしてもらうべきだ」そういって直弘は出口に向かった。
(260ページより引用)

やっぱりガリレオ派ではなく自分は加賀派だと、今更ながら再確認できました。
以前読んだ嘘をもうひとつだけのような短編集かな?と最初は思ったのですが、なんだかちょっと毛色が違う様子。


日本橋警察署に着任したばかりの加賀刑事が、鋭い洞察力と推理で核心にせまっていく・・・のですが、なんだかそれぞれいい話を紡いで長いストーリーに仕上がっています。ですから煎餅屋の娘であったり瀬戸物屋の嫁であったり、一つの事件を解決するまでに登場するキャラみんなにスポットが当たり、それぞれの視点でストーリーが進んで行くという面白い趣向。そんでコレがとても面白い!


日本橋小伝馬町・・・学生時代に数年暮らした場所から近く、出てくる地名も懐かしくて「下町の空気」というか暖かさも行間からにじみ出ていて、開いていた新参者に何度か泣かされまもしましたがホントに楽しめました。


次回はいつ加賀刑事に出会えるのでしょう?
もうかなり待ち遠しくなっています。




気になる評価は・・・★★★★☆
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