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セリヌンティウスの舟(石持 浅海/著)

セリヌンティウスの舟を読了しました。
ダイビングツアーで遭難し九死に一生を得た経験を共有した米村美月が、自殺を図る。鎮魂のために再度集まった仲間たちが検証を重ねると、徐々に事件の全容が・・・。


悲しい出来事があった部屋で5人の男女によって行われる検証作業。
この状況が延々と続く単調なストーリーで、ちょっと飽きてしまったというのが正直な印象でした。


石持作品には欠かせない頭脳明晰な安楽椅子探偵が登場するのも、かなり後半でちょっと引っ張りすぎ。


でも1週間ほど時間を置いてザッと読み直してみると、状況は一変します。
どんな長編ミステリーでも、用意されたミスリードを回避しながら犯人を当てることができると嬉しいもの。


セリヌンティウスの舟では、犯人(というか協力者)と探偵役を読みながら推理するという二重の楽しみがあることに遅れて気がつきました。


いろんなシーンやキャラの言動に注意しながら、慎重に読み込んでみてください。



気になる評価は・・・★★★☆☆
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