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闇匣(黒田 研二/著)

すべてが不自然だ。すべてがフィクションに思えてならない。全てが作り物めいている。しかし・・・・・・。
男は、心の闇で満たされた部屋の中、体を縛られ身動き一つできずにいた。男を尋問するのは、これまで男が蔑み続けてきた友の声。妹の死。元恋人の死。真相は誰の胸の中に?闇が、心の闇を解き明かす!


闇匣 (やみばこ)を読了。
「卒業」に「サウンド・オブ・サイレンス」。思い入れの強い名作・名曲にひっかけてあった分、なんとなくラストシーンが予測できちゃったミステリーでした。

黒田作品にしては、ラストのどんでん返しが弱かったのではないでしょうか?
ただ妹の死にまつわるストーリーのくだりは、やっぱりさすがだなと。

何も見えない暗闇の中で読むというのは物理的に無理ですが、最小の明かりので本書を開くとかなり臨場感が増します。闇の中に引き込まれるような錯覚を味わいつつ、読んで欲しい一冊です。



気になる評価は・・・★★☆☆☆
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